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X015年 全世界を数百年近く支配してきた帝国。

そこに逆らう者は誰一人いない、完璧なものとなっていた。

ところが国外には、建国直後に追放したはずだった

対抗組織 残党が独自に繁栄させた地域「幻京区」が残っていた。

あらすじ

長い間、巨大な壁で覆われた帝国の中に入ることが出来なかった彼らは

帝国の「今」を知らなかった。

今もなお恐怖の政治が続いているのか…

追放された恨み、そして閉ざされた世界への興味を胸に

もう一度帝国への潜入を試みる。

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